2013年6月12日水曜日

山形・東京放火殺人、浅山被告に死刑判決 

裁判員裁判でも死刑判決の裁判が増えてきましたね。
逆恨みによる犯行で、罪もない人たちを3人も殺しているのならしかたがない事なのでしょう。
ちょっと、奥さんがいて男性が交際相手でその家族が犠牲になったって、わかりにくい事件であります。


山形・東京放火殺人、浅山被告に死刑判決 

(山形新聞 6月12日)

 山形市内で2010年10月、山家武義さん=当時(71)=方に火を付け、山家さんと妻の和子さん=同(69)=を殺害したほか、東京都内でも女性を殺害したとして、殺人と現住建造物等放火などの罪に問われた名古屋市昭和区丸屋町2丁目、無職浅山克己被告(47)の裁判員裁判判決公判が11日、東京地裁であり、平木正洋裁判長は求刑通り死刑を言い渡した。

 判決理由で平木裁判長は、浅山被告が「母屋には誰もいないと考えていた」と、殺意を否認した山形事件について、山家さん夫婦の就寝時間や健康状態などを事前に把握しており、犯行時間に山家さんらが家に居たことは十分想定できたと認めた。「殺害の高い計画性や強い殺意があったとまでは認められない」としたが、古い木造住宅が全焼すれば逃げる力の弱い山家さんらが死亡する危険性が高いことを認識した上で放火しているとし、山家さん夫婦への殺意を認定。「長男を連れ戻すため、山家さんらを排除しようと考えた。何の落ち度もなく、苦しみながら死亡した被害者の無念さは察するに余りある」と述べた。

 東京での事件については「逆恨みによる犯行で、失火に見せかけようとするなど計画性がある。命乞いする被害者の殺害をためらうことなく完遂しており、残忍極まりない」と断罪。「交際相手への強い執着心から山形、東京で計3人を殺害し、社会に与えた衝撃は大きい。殺人事件の中でも極めて犯情は重く、犯行態様、結果の重大性に照らすと死刑をもって臨むことは、やむを得ない」とした。

 判決によると、浅山被告は10年10月2日午後10時10分ごろ、山形市下条町4丁目の山家さん方に灯油をまき、ライターでティッシュペーパーに火を付けて放火し山家さん夫婦を殺害。さらに、翌11年11月24日、妻(44)=懲役18年が確定=と共に東京都江東区内のマンションで大塚達子さん=当時(76)=にたらいをかぶせて炭を燃やし、一酸化炭素中毒死させた後、部屋に放火した。