こういうボランティアに積極的に参加できる人達を、あたしは尊敬しちゃいます!!
参加してみたいなぁ~って思っても、それを実際行動に移すことが出来ない人の方が多いハズ!!
見習わなくちゃいけないですね~。それに日本は高齢社会。こうした集落が今後もどんどん増えること間違いなし!!
政府も税金をばらまくくらいだったら、高齢者のためになるように使って欲しいです。
◆除雪活動で“自分磨き” 学生ボランティアが過疎地に「元気」(2月8日中日新聞)
大雪に見舞われた県北部。降雪が小康状態となった先週末、長浜市の山間部に県内外から除雪ボランティアが駆け付けた。2メートル以上が積もる同市余呉町摺墨(するすみ)には、立命館大の学生ボランティアサークル「ボラっちぇ」が2泊3日で入った。地元の交流施設に寝泊まりし除雪活動するのは昨年に続き2度目。当初は受け入れに難色を示した住民も、懸命な姿に心を打たれた様子。住民の感謝の心を励みに、学生たちは社会の役に立つ生き方を学ぶ。 (浅井弘美)
「ようし、いくぞ」。ボラっちぇメンバー19人の威勢のいい声が集落のあちこちに響く。「黙々とやるより声掛けした方が、モチベーションが上がり一体感も生まれる」と、サークル前代表の4回生桑原利充さん(23)。経験者6人が先導し手本を見せる。
学生たちは、ひざ下まで埋もれながらスコップを振り上げ、家を囲む雪壁を崩す。壁によじ登った一団は、家側へ落とさないよう丁寧に雪塊を取り除いていく。やがて家の回りに幅1メートルの道ができた。納屋へ野菜や漬物を取りに行ける。壁がなくなり、窓から差し込む光が室内に戻った。
摺墨は12世帯29人。高齢化率58・6%の限界集落。自力で除雪や側溝清掃できないお年寄りが年々増えている。県社会福祉協議会は09年8月、側溝の土砂上げや草刈りに協力する3泊4日のワークキャンプを企画、学生ボランティアを募集した。
桑原さんは、遊びやアルバイト漬けの学生生活の中で、思い出作りのために参加したという。しかし、摺墨でそんな思いは吹き飛んだ。
高齢化は思った以上に深刻だった。側溝の土砂は、5年は手付かず。梅雨時は雨水とともに土砂が田畑に流入していた。住民の苦労と悲嘆に思いを巡らし、懸命に土砂をさらえた。帰り際、住民から「久しぶりに若い人の声を聞いて元気が出た」と言われた。
「学生でも頼られ、地域のためになるんだと気づいた」。ワークキャンプに参加した桑原さんら9人が、サークルを立ち上げる原点となった。
新代表で1回生の住野愛香里さん(19)は、大阪府和泉市出身で教師を志望。「自分の存在価値を見いだすのが難しい中で、人と人のつながりが確認でき、絆や信頼が築けた」。自身が成長した証しとして、お年寄りの体力向上の方法を勉強し、伝えたいと思っている。
「足手まといになるんじゃないか」と、懸念した住民も変化していった。細い体で歯を食いしばり一輪車を押す女子学生や、クワで力いっぱい泥土をすくう男子学生、休憩を促しても「もう少しですから」と頑張る学生たち。「ほんまに、ようやってくれた」と松永佶さん(86)。昨冬は感謝の思いを込めて、ぼた餅を作った。今年は学生たちと一緒に、餅をついた。
学生の頑張りが地域に新たな希望も与える。自治会長の谷口輝男さん(70)は「田んぼオーナーを募って、田植えや収穫を体験してもらうようなことが、いずれできたら」と想像をふくらませる。市社会福祉協議会の担当者も「若者の声が聞こえると、集落は元気になる」と目を細める。